連合後援会だより (12・1月号)  【オンライン版】  

 

   2002年2月下旬(予定)ロードショーの映画の紹介

  「able/エイブル 〜それは可能性〜 制作・監督:小栗謙一(101分)

 高等専修学校調理科3年の高橋淳くんと狛江の作業所で働く渡辺元くんが主人公の映画「able」の公開が近い。
 二人はそれぞれ自閉症とダウン症という障害を持っている青年だ。
2001年2月から3ヵ月間、この2人の青年が親元を離れ、アメリカのアリゾナ州でホームステイを経験した。映画はステイ先であるルビ夫妻の取り組みとこの2人の3ヵ月の冒険とを丁寧に追いかけたドキュメンタリーだ。
 ストーリーはルビ夫妻が英語のまったく通じない二人の日本の青年(しかも自閉症とダウン症の)をホストファミリーとして受け入れることを決めたところからスタートする。ルビ夫妻は、自閉症にしてもダウン症にしてもそれまでほとんど知識がないという2人暮らしの家庭。日本語しか通じないゲン、日本語すら話さないジュンに戸惑いを覚えながらも母親のように愛情を注ぐキャサリーンと温かく見守るマーク。リハビリテーションセンターでトーレーニングを積み、ホテルで働き始めるゲン。スクールバスでハイスクールのスペシャルクラスに通い始めるジュン。スペシャル・オリンピクスのバスケットボールに参加する2人と「トッテ、トッテ」と日本語で応援するルビ夫妻。温かい人々の日常が、アリゾナの自然を背景に生き生きと描かれる。
 日本へ帰る日を目前に、ハイスクールの友達に「さ・よ・な・ら」と手を振るジュン。
 そこに誰もいなくなってから、いつもニコニコ笑っていた顔から涙がとめどなく流れてくる。拭っても拭っても…
 学園以外の方を誘って是非ご覧あれ!
     2002年2月下旬(予定)
     シアターイメージフォーラムにてロードショー
     アクセス:渋谷駅より徒歩5分。宮益坂上がり右手入る。
           (渋谷2-10-2 / 03-5766-0114)

     ・特別鑑賞券(税込み) 1,000円
     ・当日一般 1,500円
     ・当日 小人・学生・シニア 1,000円
     ・特別鑑賞券取扱  
       シアターイメージフォーラム・都内各プレイガイド等で
       1月下旬より発売予定

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