高等専修学校のスポーツ大会は、梅雨の直前、爽やかな風が心地よい、晴れの6月7日(土曜日)に、武蔵野総合体育館メインアリーナで開催されました。
屋内で、文字通り「全天候」に対応できますから、天気予報を気にしたり、てるてる坊主を作ったりする必要もありません。でも、こんなに天気が良いと、アリーナの中は段々サウナ状態に。親も子も汗だくで、競技に声援に力を出し切りました。
競技は学年対抗なので、学年それぞれのカラーがくっきり出て、親の応援にも熱が入ります。
40m走は、体育館を斜めに全力で走り抜くので、ゴールの壁には衝突防止のマットが立てかけてあります。走りでは、3年のパワーが他の学年を圧倒しました。2年生も玉入れなどでかなり肉薄しましたが、一歩及ばず。学年対抗職員競技は、ラグビーのユニフォームを着て走り、また脱いで次にバトンタッチというリレー。小さい服に悪戦苦闘のS先生、俊足のあまり転んでしまったO先生。
体育館中に母親達の黄色い声援が響き渡りました。
保護者競技は大玉送り!これも点数に加算されるとあって自然に力が入ります。
結局、親パワー爆発の2年の勝利に終わりました。
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この日の目玉は、「応援合戦」と最後の「学年対抗リレー」。
3年生はハワイのシンボル、レインボーカラーのマスゲーム。チームワークをうたいあげます。2年生のエイサーは、洗練された芸能をかなりの完成度で披露。
先生たちも裏方に徹し、獅子になって、踊りを盛り上げました。一転、1年生の応援は女装したA先生の「ゴリエ」ちゃんが登場し、お笑い路線に。どうなることかと思いましたが、生徒の初々しく、好ましいエンディングで拍手喝采。生徒達が休み時間や放課後を利用して、練習してきた成果が存分に発揮できた応援合戦でした。
いよいよ最後の学年対抗リレー。生徒、先生、保護者の、声を枯らした声援の中、ゴールしたのは3年生。そのまま、大会の優勝もさらいました。
1年、2年は悔しさとともに、尊敬の気持ちも抱いたのでは!?
良い汗をかき、心地よい、クリスプな風を頬に受け、楽しい思い出とともに家路につきました。
プログラムを通じ、OBの皆さんが人数の足りないところを補ってくださったことにも感謝します。
高等専修学校 M
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