武蔵野東学園 連合後援会だより (5・6・7月合併号)  ページ;6

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むらさき連合会親子運動会

 幼稚園から高等専修学校までの親子の親睦、交流をテーマにはじまった「むらさき連合会親子運動会」は今年で11回目を迎え5月26日に開催されました。ところは小学校のグラウンド。その名のとおり、「むらさき会」が中心のアットホームな運動会…と思いきや、実はそこには、熱い熱いバトルが繰り広げられていたのです。
 この運動会では幼、小、中、高の園児、児童、生徒に加えOB、大会運営のボランティアで参加してくださっている先生方と高等専修学校の生徒さんの全員をブルー、ピンク、イエローの3チーム に割り振り、それぞれのチームが優勝をかけて一致団結、闘いの火花を散らす。
 チームリーダーとなった先生は、全身をチームカラーでまとめあげ、力の限りにチームを盛り上げます。
 競技種目も親子競技ならではの涙あり、笑いありの連続。普段、あまり体を動かしていないお父さんは大汗をかきながらも、かわいい我が子と共に真剣そのもの。
 一方、子どもと一緒に何かをすることなどめっきり減った中、高のお母さんはもつれる足に冷や汗をかきながらも、結構楽しそう。
 午前中最後の競技、三輪車に乗った先生を、これまた先生が押しながらトラックを猛然とダッシュするアトラクションではもう、場内総立ちの大声援となった。興奮冷めやらぬ中、昼食タイムとなったが、この時点では、ブルー27点、ピンク30点、イエロー24点。
 むらさき運動会史上ではイエロー連覇時代、ピンク連覇時代が有り、ブルーはどうも勝てない運命にあったのですが… 午後は綱引き、玉入れなどが続き、ビンゴゲームに一喜一憂し、最後は一番盛上がるリレー競技。なんとここで、ブルーチームが続けて1位独占。イエロー50点、ピンク58点、ブルー63点と奇跡の大逆転を納めました。親子のとなりに先生方が座り、ボランティアで参加してくれている高校生と一緒に声を嗄らしての応援。賑やかかつ和気あいあいの1日となりました。学園歌をうたい、万歳三唱をし、運動会が閉会したときには、爽やかな風が、グラウンドに吹き渡っていました。

高等専修学校スポーツ大会

 お隣の韓国から東学園に見学・実習に来ている「タソム早期教育院」「ピンナラ幼稚園」の先生方を来賓に迎え、6月9日、武蔵野総合体育館で高等専修学校のスポーツ大会が行なわれた。東学園の混合教育の集大成とも言える気取りのない温かく、感動的なスポーツ大会で、健常児、自閉児、先生方、保護者、参加している全ての人が一体になってはしゃぐ事のできた楽しい1日となった。 競技中、まるで先生かと思われる健常児のフォロー[高等専修のバディ制(※QandA参照)を自然な形で見ることが出来ます]や生徒かな?と思える先生の動き(不自然なくらい年齢を感じさせないエネルギッシュな先生を見ることが出来ます)、保護者・OB競技に、招集がかかる前から用意してきた運動靴に履き替えフィールドに降りていく親たち(あまりに自然なその参加姿勢にとまどう1年生保護者の姿もあります)と他校では考えられないシーンが次から次へと展開して行く。

 結果は、学年通りの順位となり、3年生の優勝となったが、これも学校における子供たちの成長の結果と言えよう。競技終了後、清水校長から「君たちに感動した!」との言葉があった。弱者をいたわる気持ちから、自身を見出し大きく変わっていく健常児、自然な形で同世代の子と関われる自閉児。「17歳」が騒がれた昨今だが、世の高校生がこの学校で学んでくれれば何かが変わるのではないかと思える素晴らしい行事となった。
 前日には大阪の小学校で痛ましい事件があり、誰もが重苦しい1日を過ごしたが、この日多くの人が生徒たちから勇気と感動をもらったことでしょう。高等専修の生徒諸君!感動をありがとう。2年生よ来年こそは優勝だ!

幼稚園運動会

 6月23日、今にも降り出しそうな梅雨空の下、雨をも吹き飛ばす子供達の明るい笑顔とともに幼稚園の運動会が始まりました。
 開会式では先生扮するライオンの登場に、みんなの視線はくぎづけ。「今日はお友達のことを見に来たよ。すてきな姿を見せてね」の言葉にこたえるように、森の動物たちがプレゼントにくれた「青い空に絵をかこう」の歌を元気よく歌いました。 
 今年初めての試みとして演技種目と競技種目が前半後半にまとめられました。衣装を着ての集合は子供達の気持ちを高めるとともに、スムーズな進行を助けることとなりました。
 前半の演技種目では、これまでの練習の成果を披露。まだ入園して間もない年少さん達を見守るご家族は、その一生懸命な姿に成長を感じられたことでしょう。幼いながらもお兄さんお姉さんになった年中さんは、たくましさと可愛いお色気(?)を見せてくれました。そして年長さんにとっては最後の運動会。ダンスもマスゲームもしっかりときめて、「さすが、ひがしっ子!」という貫禄を見せてくれました。保育治療部の子供達も元気いっぱい。演技中に泣いてしまう子が一人もなく、皆行事を楽しんでいました。あまりに立派で「えっ?この中のどこにいるの?」と思ってしまうほどでした。
 後半の競技種目では、親子競技が用意されており、子供達以上に真剣勝負?!なお父さんお母さんの姿も。年長さんの全員リレーは会場全体の応援・歓声をうけて、最高潮に盛り上がりました。
 そして最後に全園児での大玉送り。その小さな手で送られる大玉は、みんなで頑張る東幼稚園の輪を表していたように思います。
 この日の親子競技以外でも体育用具係として、たくさんのお父さんが活躍。幼稚園の保護者でもある東小学校の先生方も多く、応援に来た小学生は「○○先生が出てる!」と、家族と先生の両方に声援を送っておりました。また今年は例年にも増して、たくさんの方々が未入園児の競技にご参加下さいました。在園児の保護者として、「みてみて!先生方の笑顔と子供達のきらきらした瞳、これがひがしだよ」と大きな声で自慢したくなるような運動会でした。

 

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